スクアレン(サメミロンの中の成分)のアジュバンド作用の研究論文が
国際誌に掲載された!
「アジュバンド」とは・・薬物による効果を高めたり補助する目的で併用される
物質・成分の総称のこと。ここでは、スクアレンが
抗癌剤の効果を高める物質として紹介しています。
代表的なものに、癌患者に対して行われる補助治療としてのアジュバンドや
ワクチンの効き目を高める免疫補助剤としてのアジュバンドが挙げられています
(日誠マリン工業の資料にて)
抗炎症・鎮痛作用・化学療法の治療効果を高める有効性にも期待!
腫瘍発生時の最も重要な危険因子は炎症です。腫瘍の増殖に伴い炎症物質が
放出され、炎症が引き起こされます。
炎症性物質の増加は、癌性疼痛(治療に伴って生じる痛みや癌が進行することで
生じる痛み)の特徴です。
今回、スクアレンの抗炎症・鎮痛作用の可能性と化学療法の治療効果を高める
有効性が、担癌マウスを用いた研究で明らかになり、国際誌に掲載されました。
本研究内容は海外でも注目され、2020年2月11~15日、インドのムンバイ市で
行われた「フリーラジカル学会」に日誠マリン工業株式会社の西田社長が招待
され、招待講演が行われました。
スクアレンによる放射線・抗癌剤の増殖作用や抗炎症に関する内容などは聴衆の
反応も良く大変好評をいただきました。
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