12月と1月は「冬の体」2月と3月は「春の体」
<肝熱>暦の上で冬という季節は、11月の立冬に始まり、2月の節分で終わる
ことになっています。
寒さの実感としては、12月から3月までのような気がしますが、体調の変化で
分けるなら暦通り、12月と1月が「冬の身体」2月と3月が「春の身体」という
違いがあるようです。
前半は寒くなる一方で、どちらかというと「気温が安定した寒さ」に来る日も
耐え続けるという我慢比べのようなところがあります。
後半はたまに暖かい日があり、寒さに対する油断と「寒暖の差」で思いがけず
体調を崩すことがあります。
寒さによる腰痛、膝痛、頻尿など「腎虚」の症状は前半から始まり後半に
かけては次第に花粉症、めまい、肩こり、頭痛、耳鳴りなど、肩から
頭にかけての症状が増えていきます。
春は「肝」の働きが旺盛になるので、寒さで気血のめぐりが悪くなって
生じた血熱が肝に集まり、肝熱となって上昇しやすくなります。
冬は下半身の「冷え」、春は上半身の「冷えのぼせ」に要注意です。
「霊黄参」は血圧降下作用(血管を広げる)があるので肩こり、首すじのコリ
頭痛、めまい、のぼせに効果があります。
その他にも、解熱作用、手足のしびれ、風邪の症状の緩和、動悸、めまい
消化不良、さしこみ、腹部膨満感、イライラ、不眠などにも効果があります。
「霊黄参」は一年を通しておすすめする漢方薬です!「漢方の未来」
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