2019年2月20日水曜日

「耳鳴り」の対処法


 耳鳴りは立春から立夏にかけて悪化しやすいようです

 最近は「耳鳴り」の症状のご相談が多いです。
 頭、首、肩が冷たい風で冷やされると、皮膚の表面から身体が冷えていきます。
 すると皮膚が冷えてブロックされて、絶えず皮膚から発散されている余分な熱が
 発散できなくなり、行き場を失った熱が耳鳴りにつながります。
 「霊黄参(牛黄)」はその熱の発散を助けます。

 耳鳴りは、ちょうど菜の花が咲く頃、暦でいえば立春から立夏にかけて悪化しやすい
 とされています。
 旬の食材には、その季節の身体に必要なものが豊富に含まれていると薬膳では
 考えます。菜の花の「辛」=(肺を養う。発汗、発散など)という性質には、余分な
 熱の発散を助ける働きがあります。

 このツボに人差し指を置いて耳たぶを挟んで引っ張るように動かしてみてください。
 首筋にコリがあると痛みを感じます。
 耳鳴り、難聴の方は、耳の周辺がコリだらけです。
 案外、耳たぶを引っ張りながら「耳たぶマッサージ」をすると気持ちが良いものです。
 耳鳴りが気になる方は、ぜひ試してみてください~「漢方の未来」

0 件のコメント:

コメントを投稿