2016年11月25日金曜日

冬の季節での自然との調和について


 「冬の季節は「腎」の働きをよくしましょう~」

 人間の五臓では「腎(東洋医学でいう五臓の中の腎)」は冬に一番働きます
 「腎」は西洋医学でいう腎臓の働きもしますが、もっと大切な働きは人間の生命エネルギー
 (東洋医学では「精」と呼んでいます)を貯蔵することです

 精の働きは人間が誕生し、20歳ごろまで成長することに深く関わっており、また老化にブレーキ
 をかけることになくてはならないものです。

 「精」は季節でいえば冬に、1日の時間で言えば真夜中(午後11:00~午前2:00)に「腎」に
 蓄えられると考えられています。

 したがって、この時期は早く寝て遅く起きる(冬は日暮れが早く、夜明けが遅い)。
 心身ともにあまり活動的になってはいけないそうです。

 運動などで汗をたくさんかくことは控えた方が良い。夜中まで仕事をしたり、日中汗をかくなど
 無理な生活をすると、エネルギー(精)の蓄えが少なくなります。

 春になると自然界は活発な活動を始めますので、必ず手足がだるくなったり、体調をくずします
 年中風邪気味という人がいますが、このような人は養生法が間違っていると考えられます。

 特に乳児の風邪などは、暖房過剰と着せすぎで発汗し、そのため風邪を引いていることが
 多いので注意しましょう~

 人間の発育、成熟、老化に「腎が関与しています。
 腎に「精」が蓄えられ、精の働きで人間の寿命が左右されますので、「腎」を強化する必要が
 あります。
 それには足腰を鍛えることが大切ですので、1日1万歩といわれる所以です。

 また、季節に調和した食養生と呼吸法が必要とされています。
 老化防止に、漢方薬もよく使用されています。

 当店では「補腎」に(「鹿茸製剤)「霊鹿参」、「活命散」「サメミロン」などをおすすめしています

 肝心かなめは「腎」を元気にすることです~お気軽にご相談ください~「漢方の未来」

  


 
 

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