2016年9月7日水曜日

秋は「肺」をいたわりましょう!


「秋は肺を元気にしてあげましょう~」

 肺は、呼吸器の主部をなす大きな器官です。肺は外気を呼吸して、体内の気をめぐらし
 皮毛を養って外部から身を守る働きがあります
 中医学では胃腸より取り入れた栄養物や水分は肺に運ばれます

 肺は自然界の空気を取り入れ、飲食物から吸収した栄養物と合わせて、気血津液にかえて
 全身に行き渡らせます
 また肺は、皮毛に栄養物を送り、外邪(暑さ、寒さ、細菌、ウィルス、化学物質、花粉)などから
 体を守る働きがあります。汗の調節も肺の働きの一つです
 汗だけでなく、体内の水分の代謝も肺の働きの影響を受けているのです

 肺は気管支、気管、咽頭を通じて鼻につながっています
 東洋医学では、鼻の病気も肺との関連を考えて治療いたします
 また肺は大腸と深い関係にあります。
 肺の働きに異常があると、便秘や下痢の症状がでる場合があります
 中医学では、人体を相互関連のものとして捉えています

 体内の酸素を増やす働きの「サメミロン」、粘膜の潤いをもたらす「清肺治喘丸」
 心肺機能を高め、抗ウィルス作用のある「霊黄参」がおすすめです!!
 
「漢方の未来」

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