2016年9月9日金曜日

更年期の症状(ホットフラッシュ)は本当につらい~


「つらい更年期の症状をなんとかしたい方へ~」

更年期は女性の閉経前後の40代後半~50代に起こる症状です
若年更年期というものもあって30代後半から症状が発生する方もまれにいます
特に更年期の症状として、のぼせたりめまいがしたり、冷え性になったり、全身性の多汗症を発生
させることがあります
一時的に頭や上半身がかあぁ~と熱くなる「ホットフラッシュ」の症状はよく耳にします

「ホットフラッシュの症状の時に体の中はどうなってるの?」
 この年代になると、卵巣機能が衰えてくることで、女性ホルモンの分泌が著しく低下することが
 原因です
 脳からの指令で減ってきた女性ホルモンのエストロゲンを出すために卵巣刺激ホルモンが分泌
 されます
 しかし、エストロゲンは著しく低下しているのでなかなか分泌されず、卵巣刺激ホルモンが増加
 するという現象が起こり、ホルモンバランスが乱れます
 これらのホルモンバランスが乱れてくると自律神経に影響します

「ホットフラッシュの症状と対策」

 ホットフラッシュとは更年期の典型的な症状の一つで、更年期症状を迎えた女性の約80%が
 経験すると言われています
 寝ているときに、すごい寝汗をかきパジャマの汗の不快感で目が覚めてしまう人もいます
 ホットフラッシュがあると、上半身~顔などが熱くなりますが、下半身や手足など末端部分は
 冷えています
 血行不良はホットフラッシュを誘発する引き金ですから、入浴で手足や下半身をゆっくりと温め
 血行を改善していきましょう~
 ストレッチやウォーキングなどの軽い運動をするのも効果的です

「イソフラボンが効果的です」
 更年期の症状は、人によっては数年間続く方もいます
 普段の生活の中で気長に続けられる簡単な方法は、「納豆」を食べることです!
 多汗症にも有効な食べ物だと言われています
 納豆の成分に含まれるイソフラボンには女性ホルモンのエストロゲンによく似た成分が含まれて
 います
 納豆を常時食べていると、多汗の軽減や異常な発汗を予防できたりするようです

「突然やってくるホットフラッシュ、汗を抑えるには」
 予告もなく、突然か~~っとなってしまうこともあるので、本当に困りますね
 とっさの対応として有効なのは、首の太い血管(首の後ろ側)を冷やすことで、その場を
 しのげます
 ウエットティッシュや冷えピタシートを持ち歩くのもいいと思います
 個人的におススメは、ハンカチを水で濡らして首の後ろを冷やす、手を濡らして、その手で直接
 首を冷やす~です

漢方薬で改善できる処方をしています~
 ◎ ぽっちゃり型の冷えのぼせの方には、「活命参」「柴胡桂枝乾姜湯」「霊黄参」など
 ◎ 比較的痩せ型の方には、「加味逍遥散」「霊黄参」「能活精」など

つらい更年期症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください(0979)23-6696
                                           「漢方の未来」 
  

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