2019年6月28日金曜日

禁煙維持率とニコチン依存


 タバコがおいしくないと思う人はやめるチャンスですよ!

  禁煙を試した人の半分は3日~1週間で断念しています。
  「仕事が手につかない」「イライラしてつい...」など禁断症状がタバコへと
  誘うのです。
  1週間経つと「イライラ、集中力の欠如、生あくび」など日常生活の支障となる
  ニコチンの離脱症状が消えていきます。
  しかし、禁煙開始後1週間が過ぎても、1か月までは「どうしても吸いたい」という
 気持ちが時々襲ってきます。
 1か月までは、この気持ちとの戦いです。「吸ったらどんなに美味しいだろう」
 「1本だけなら」などの誘惑に負けたらおしまいです。
 1か月過ぎると「タバコが吸いたい」という誘惑はだんだん小さくなります。
 しかしこれだで禁煙に成功したわけではありません。
 1か月間禁煙できた人のうち、1年以上禁煙を維持できるのは約5%です。
 1年禁煙できた人は一生禁煙できる可能性はかなり高いですが「1本ぐらいなら..」
 と思って吸うとたいていの人は元の本数に戻ってしまいます。
 ニコチンガムとニコチンパッチで禁断症状を抑えてくれますので、タバコを止めて
 頑張ってみましょう!

 タバコを吸うと一酸化炭素も体内に取り込まれ、一酸化炭素が酸素の240倍、ヘモグ
 ロビンと結合しやすく体内組織の酸素、欠乏のより動脈硬化が進み、脳卒中、
 急性心筋梗塞、大動脈解離など心臓、血管の命に関わる症状が次々と現れますから
 怖いんです。

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